フランス


 
11月17日(水)カルカソンヌ→バルセロナ 

 フランスの列車の料金は相変わらず高い。カルカソンヌからバルセロナまで片道1人44.8ユーロ。バスは走っていないので、列車で行くしかない。イタリアからフランスへ来たときのように、国境までの切符を買って、ローカル線を乗り継いで行くことも考えたけれど、国境を通過してからバルセロナまでは、ちょっと距離があるので、バルセロナ行きの切符を買ってしまうことにした。昼頃バルセロナに到着。何もわからず、何の資料もなく来たのだけれど、無事ペンションの客引きのお兄ちゃんにつかまり、宿を決めることができた。夕方、サグラダファミリアへ行ってみる。ガウディって凄い。ずっと昔にこんな建物を建てることを考えていたなんて。まだ、未完成というのに、1日中見ていても飽きないんじゃないか?というくらいの魅力を放っていた。完成したらどんな風になるのかな・・・。

 
11月16日(火)カルカソンヌ 

 今日は曇りのため、寒い。朝の気温が5℃。これまで暑い国ばかり通ってきて、たいして冬服の準備がない私達は、持っている服を総動員して出かけた。昼頃には小雨も降り始め、気温はさらに下がる。それでも歩き続けていると不思議なもので、寒さをあまり感じなくなってきた。というか寒いんだけれど気持ちいい。感覚がおかしくなってきたのか? 夜には魚屋さんを発見。ニースでも見かけたけれど止めておいた”生カキ”に再会し、思い切って買ってみた。部屋に戻り、くにおくんが殻を一生懸命こじ開けてくれた。レモン汁と醤油を垂らして、つるりと口の中に滑り込ませる。おいしい!日本の味だ。これで、フランスに思い残すことはない。明日は、少しでも暖かいであろう、スペインへ向かうことにした。

 
11月15日(月)アルル→カルカソンヌ 

 アルルよりも暖かいことを期待して、カルカソンヌへ向かった。カルカソンヌは中世の遺跡が残っているところだという。お昼頃カルカソンヌに到着すると、やはり寒いものの、風が弱いだけアルルよりもずっとマシ。安い宿も見つかり、町を散策した。鉄道駅のある”サン・ルイ”という地区と、城壁に囲まれた”シテ”という地区は橋で結ばれている。この橋が古くてとても雰囲気のある橋だった。そしてここから眺める”シテ”はとっても素晴らしい景色だった。いままで見てきたヨーロッパのお城のなかでNo.1じゃないかと思う。まさにドラクエにでてきそうな、私達の持っていたお城のイメージにピッタリのところだった。観光シーズンから外れているため、城壁の中の町はひっそりと静まりかえっていたが、それがまたいい感じだった。

 
11月14日(日)アルル 

 今日もかなりの強風が吹き荒れている。しかも寒い。それでも頑張って出かけることにした。世界遺産の”ポン・デュ・ガール”という壮大なスケールの水道橋を見に行こうと思った。結論から言うと、思ったのだけれど行けなかった・・・。”ポン・デュ・ガール”へは、ニームという町からバスで行けるようだったが、今日は日曜日でニーム行きの列車がないらしい。そこでまず、バスでトラスコンという町へ行った。「そこからニーム行きの列車がある」と言われたのだ。トラスコンへ行ってみると「”ポン・デュ・ガール”へはアヴィニヨンからもニームからも行ける」と言われたので、列車の料金の安いアヴィニヨンへ行くことにした。ところが、次の列車が来るのは2時間後。なぜなら今日は日曜日だから。しかたなく、駅のベンチで待つ。外を散歩してもよかったのだけれど、あまりの強風と寒さで外に行く気にならなかった。アヴィニヨンに着いて、バスターミナルに行ってみると、次の”ポン・デュ・ガール”行きのバスは17:30発。なんと3時間後。これでは”ポン・デュ・ガール”に着いても中には入れないのではないか?しかも、その時間に行ったら、日が沈んだ後で寒くて観光どころじゃないんじゃないか?と、だんだん行く気が失せてきた。昨日からの風の強さに参っていたのもあって、”ポン・デュ・ガール”行きは断念。根性無いな、と思いつつ、暖かい部屋に帰って満足したのだった。

 
11月13日(土)アルル 

 昨日の夜から、だんだん風が強くなってきた。朝起きて窓の外を見ると、風に吹かれて落ちた葉が、分厚い絨毯のように道に敷き詰められていた。そんな中、ゴッホの作品、”アルルの跳ね橋”で画かれている跳ね橋を見に行こうとバスに乗り込んだ。バスで20分ほど走ってアルルの町の外れまで行き、そこから歩いて橋に向かう。跳ね橋は、観光用に復元されたものだそうだが、とてもかわいらしい橋だった。それにしても風が強く、歩いていると飛ばされそうになる。昔からアルルは風が強く、ゴッホはこんな風の強い日でも外で絵を画いていたというが、私達には、そんな根性もなく、早々に跳ね橋を後にした。

 
11月12日(金)アルル 

 今日はアヴィニョンへ行った。アルルからは列車で約20分。アヴィニョンの町の中心部は城壁で囲まれている。まずは、「ラララ〜ン、ラララ〜ン♪」と”アヴィニョンの橋の上で”の歌を口ずさみながら、サン・ベネゼ橋に向かう。この橋は、戦争やローヌ川の流れのせいで何度も壊され、ついに修復を放棄してしまったので、川の1/3ほどのところまでしか架かっていない。その後、教皇宮殿へ行った。ここは、日本語のオーディオガイドを聞きながら内部を見学することができる。ガイドがとても充実していて、ゆっくり見ていたら3時間くらいかかってしまった。14世紀に教皇が住んでいた場所で、歴史的にはとても重要な場所のようだ。ヴァチカンを訪れ、ローマ教皇を見てきた私達には、かなり興味深いところだった。

 
11月11日(木)ニース→アルル 

 ニースから西へ向かう。アルルやアヴィニョン周辺には世界遺産がいくつかあるので、そこを目指すことにした。拠点をどこに置くか悩んだ結果、アルルにすることに。理由はアルルが一番小さな町だと思ったから。私達は小さな町が好きなのだ。アルルに着いてみると、本当に小さな町だった。しかも、どこもかしこも静まり返っており、店も閉まっている。どうやら今日は祝日のようだ。何の日だかはよくわからない。観光案内所は開いていたので、ホテルリストをもらい早速ホテル探し。町はシーンとしているのに、ホテルは意外にも満室のところも多かった。みんな、いったいどこにいるのだろう?それでも予算内の30ユーロのホテルがみつかりホッとした。レストランもことごとく閉まっているので、今日の夕食はマクドナルドだ。

 
11月10日(水)ニース 

 今日は、ニースのすぐ近くの山の上にちょこんとある”鷲の巣村”、エズビレッジへ行くことにした。実は昨日、モナコの帰りにエズビレッジへ行こうと、列車のエズ駅で降りたのだけれど、列車の駅は海のそば、方やこのビレッジは高〜い山の上にあり、まったく行けなかったのだった。エズビレッジへはニースからバスで行かなければいけない(シーズン中には列車のエズ駅からもバスで行けるようだったが)。エズビレッジはとっても小さくて、30分もあれば隅から隅まで見てまわれるくらい。ビレッジのすぐ下にある香水工場を見学しても、半日あれば充分だった。午後からはニースの市内を歩いてまわった。ニースはあまり見どころがないのだけれど、オールドタウンの中を歩き回るのはなかなか楽しかった。もちろん海岸沿いの道は、夕日も夜景もとってもきれい。

 
11月9日(火)ニース 

 ニースからローカル列車で30分で行ける独立国、モナコ公国へ出かけた。朝から雲行きが怪しかったのだけれど、モナコに到着する前には、もう雨が降り始めてしまった。モナコはとってもきれいな国。道も建物もなんだかきれい。一応独立国なのだけれど、ほとんどフランスと一緒だ。ヴァチカンもそうだったけれど、せっかく独立国に来ても、パスポートにスタンプは押されないし、通貨もユーロ。そんなときに一番記念になるのが切手だと思う。切手はきちんとその国独自のものが作られている。ちょうど出そうと思っていた葉書があったので、モナコから出すことにした。あいにくの雨で、王宮の衛兵交代セレモニー(毎日11:55からある)は中止になってしまったのが残念だった。帰りは駅までF1コースを歩いて行った。夜には雷が鳴るほどの大雨になったので、早めにホテルに帰ってよかった。


 


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