ベトナムでお買い物 (ベトナム5)

 
 いつもの旅行なら、最後に大量のお土産を買って帰るのだけど、今回は、まだまだ先が長いため、お土産を買うのを控えていた。
 でも、ここはベトナム。日本にいたときから、バッチャン焼きのお皿などを買い揃えていた私が、ベトナムで我慢できるはずがなかった。
 ハノイでは、ちょうど旧正月の時期に滞在していたためか、閉まっているお店が多く、お土産らしい物は見かけなかった。次に行った町、フエでも、まったくといっていいほどお土産を目にすることがなかった。しかしホイアンに着くと、溢れんばかりのお土産屋さんが私の目に飛び込んできた。最初は「今回は買えないな〜」と思っていたけれど、一つ買ったら止まらなくなってしまった。ホイアンとホーチミン、私が訪れた町で、お土産が豊富だったのはこの2つの町だった。(”お土産世界一周”のページに写真があります)

 ホイアンで買ったもの。
 まずは、バッチャン焼き。日本よりずっと安くて、どんぶりでも2$程度。これを買うなというほうが無理な話だ。どんどん欲しくなってしまう気持ちと葛藤しながら、どんぶり2つ、レンゲ2つ、小皿3つ、平皿2つを選び抜いた。もちろん、私だけが買ったんじゃないよ、というアピールのため、くにおくんの希望を聞くのも忘れなかった。
 そして、アオザイ。これは結構悩んだ。純ベトナム風アオザイにするか、アオザイ風ワンピースやアオザイ風シャツにするか。日本でも着れるのはワンピースやシャツだけど、やっぱりベトナムの女性が着ている純ベトナム風アオザイを作ることにした。アオザイはオーダーメイドで作る。手、首、足、股・・・とあらゆるところの長さを測り、一日後、できあがったアオザイを着てみて、もう一度調整してもらった。白いアオザイ用パンツも一緒に作ってもらい、20$だった。
 アオザイはベトナムの風景にとっても良く似合う。ベトナムの女性が、普段からアオザイをさらりと着こなしているとかっこいい。日本の着物もそうだけど、民族衣装を普段着として着るのって、いいなって思った。日本ではアオザイは結婚式とか特別なときじゃないと着れないと思うので、早く着る機会がないかな、と待ち遠しい。
 アオザイに関しては、ホイアンよりホーチミンの方が生地の種類が豊富で、デザインも洗練されていたかなと思う。

 ホーチミンで買ったもの。
 アオザイに合わせるため、カバンとサンダルを買うことにした。
 ホーチミンのマーケットはとてもにぎやかで、活気があった。日本語で話し掛けてくる人もたくさんいる。広いので、さっきどこのお店に行ったのか、わからなくなってしまうが、ご飯を食べるところ、日用品を売っているところ、マニキュアを塗ってくれるところ、と区画によって専門店が固まってるので買い物しやすい。ホイアンよりも言い値が高いので、値段交渉は大変だ。US$で値段を言ってくることが多いので、ベトナムドンに換算してから交渉するとまけてもらいやすい。
 ビーズのカバンは15000D(105円)、刺繍の入ったミュールは90000D(630円)だった。値段を交渉しているうちに、お店のおばさんやお姉さんと仲良くなれるのもマーケットのいいところだと思う。

 お土産をいろいろ買って、しかも焼き物のお皿があるので、ベトナムから荷物を送ることにした。送料は結構高いのだがしかたない。スーパーでダンボール箱をもらい、お皿が割れないようにしっかり詰め込んで郵便局へと向かった。ホーチミンには、中央郵便局の他に国際郵便用の郵便局がある。郵便局に着き、小包の輸送用の用紙に記入し、窓口に持っていくと、なんと!まだ営業時間内にもかかわらず窓口のお姉さんが、「今日は忙しいから明日来て」と言い放ったのだ。「明日はもうホーチミンを出てしまうのでお願いします」と頼んだのに聞く耳もたず、といった感じ。何度かお願いしたがそれも無駄に終わった。カウンターに用紙を叩きつけ(妻)、郵便局の壁を一蹴り(夫)、それでも怒りが収まらなかったが、そのままホテルに戻るしかなかった。翌日は朝からメコンデルタツアーに参加し、そのままカンボジアに抜ける予定になっていたため、カンボジアまで2泊3日、5kgのダンボール箱を抱えて行く羽目になってしまった。

 ちなみに、プノンペンの郵便局では笑顔で小包を受け取ってもらい、3ヵ月後(船便で)、無事、日本の実家に届いていた。


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